MBAプログラムで提供される”実践(ハンズオン)”の機会

MBAとは&受験対策

MBAプログラムにて提供される実践(hands-on)の機会について、ご紹介したいと思います。

MBAは、ビジネスに関する理論を教わったり、それを議論する場ですので、獲得した知識を実際に使ってみるのは、MBAを卒業した後になるのが”普通”です。

しかし、「教わるのと実際にやってみるのは違う。」「MBAを卒業する時点で、即戦力となるような力を養っておきたい。」と考える学生は多いです。

その要望に応えるべく、MBAプログラム内に多くの実戦の機会を設けている大学はたくさんあります。

今回は、MBA留学に興味をお持ちの方々に向けて、『MBAプログラムを通してどんなことが体験できるのか』をご紹介していきたいと思います。

MBAプログラムで提供される実践(ハンズオン)の機会

MBAプログラムで提供される実践の機会は、大学によって大きく異なります。

本記事では、MBAプログラムに含まれることの多い実践の機会について大きく3つに分類してまとめてみました。

①コンサルティングプロジェクト

もっともよく聞くハンズオンプログラムは、コンサルティングプロジェクトだと思います。

コンサルティングプロジェクトとは、とある企業の抱える課題に対して、学生側から提案を行うことで、企業のお手伝いを行うものです。

学生側は、複数人のチームを組んでプロジェクトに参加することがほとんどです。

コンサルティングと聞くと、経営戦略に関わる課題を思い浮かべるかもしれませんが、それに限りません。

マーケティング手法に関する課題もあれば、現場管理や作業効率化に関する課題のこともあります。

企業側から情報を貰い、現場見学にも行きます。

調査結果に基づいて、学生チームは企業に対して提案のプレゼンやレポートの提出を行います。

授業で学んだ業界知識やフレームワークを生かして成果につなげていくという、まさに”実践”の場ですね。

②インターンシップ

フルタイムMBAでは、プログラム期間中(主に夏季休暇中)、企業のインターンシップに参加します。

インターンシップへの参加は、卒業後のオファーを貰う(就職先を決める)ための第一ステップとなっているため、実践の機会というよりは就活の一環として捉えられることがほとんどです。

コンサルティングプロジェクトとは異なり、インターンシップ参加のための書類審査や面接等をパスする必要があり、ハードルは高いですが、その分、素晴らしい実戦の機会となります。

例えば、2年制のMBAプログラムの場合、1年次を通して学んだことを生かして夏のインターンシップに参加し、そこで感じた課題(まだまだ、○○についての理解が足らないな…等)を2年次を通して解決することもできます。

ただし、企業派遣生の場合は、”就職活動”とみなされてインターンシップへの参加は派遣元より禁止されるケースも多いので注意してください。

③リーダーシッププログラム

MBAで学習するのは、ファイナンスやマーケティングなどのハードスキルだけではありません。

チームマネジメントやリーダーシップなどの”ソフトスキル”を磨くというのも、MBA取得の大きな価値の一つです。

プログラム内には、それらソフトスキルを磨くための機会が多く用意されています。

例えば、MBAで取り組む課題にはチームワークが多く含まれます。

クラスメイトと協働して高い成果を上げなければなりません。

自身がリーダーとなってグループを引っ張っていくこともあれば、フォロワーの役割でリーダーを支える役に付くこともあるでしょう。

チーム全体としてのアウトプットを最大化するノウハウを、実戦を通して習得することができます。

また、明確に”リーダー”としての役割を与えられた上でグループを引っ張っていく場も用意されています。

グループメンバーは、下級生であったり学部生であったり、パターンは様々です。

リーダーとして意思決定を行う力と、メンバー一人一人をマネジメントする力が養われます。

おまけ:いっそのこと起業してしまう、という手も

在学中に起業してしまう、という選択肢もあり

ます。

もうこれは実践そのものですが(笑)。

法人を立ち上げる、まではいかなくとも、賛同する仲間と共にビジネスプランを描き始める方は多くいらっしゃいますし、上記のコンサルティングプロジェクトの延長線上で、リアルなビジネスに移行していく場合もあるようです。

まとめ:MBAプログラムで提供される実践(ハンズオン)の機会

いかがでしょうか。

ご覧の通り、MBAプログラムは単なる座学だけではなく、実際に学んだことを試してみる機会が豊富に用意されています。

MBA留学を、ご自身のキャリアプランに加えることを検討してみてはいかがでしょうか。

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